大会長挨拶

会長 大崎  能伸





第37回日本レーザー医学会総会
大会長 大崎 能伸

(国立大学法人 旭川医科大学 呼吸器センター教授)

 この度、第37回日本レーザー医学会総会(Japan Society for Laser Surgery and Medicine, JSLSM)の会長にご指名いただき、本学術総会を平成28年10月21日(金)、22日(土)の2日間にわたって旭川グランドホテルで開催させていただくことになりました。大変光栄に感じているとともに、大きな責任で身の引き締まる思いでいっぱいです。現在、参加者の皆様が有意義な時間を過ごし、多くの有用な情報を得ていただけるように、プログラムの検討を含めて開催に向けて準備中でございます。

 日本レーザー医学会は、日本の得意分野である機器の開発、製造をベースにして、基礎研究、臨床研究、そして行政当局との協力で推進されるレーザー医療に関する歴史ある学会です。最近、世界貿易の新たなルールのひとつとなるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定、Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement, Trans-Pacific Partnership)の交渉がまとまり、我が国の医療に今まで以上に海外製品が導入されるとともに、我が国の医療技術を世界に広める大きな環境の変化が期待されます。ぜひ、この機会を日本の医療機器を世界に展開するビックチャンスとしたいものです。我が国の医療行政は、様々な経験を経て、国民に優しい制度になっています。それと同時に、国民を守るための制度が医療サイドの挑戦を極めて難しくしている側面もあるようです。日本レーザー医学会の使命の一つは、研究者の意見交換の場を設けてレーザー医学の研究を強く後押しすることと考えます。このような観点から、第37回日本レーザー医学会総会での企画を考えていきたいと思っています。

 旭川市での日本レーザー医学会総会の開催は、平成元年10月13日の旭川医科大学第二外科の水戸廸郎先生、平成19年9月14日の旭川医科大学外科学講座消化器病態外科学分野(第二外科)の葛西眞一先生以来3度目です。水戸先生は初代の旭川医科大学第二外科教授で、学生時代から卒業してずいぶん経った今でもお世話になっている先生です。2代教授の葛西先生はレーザー医療の分野ではもちろんのことですが、それ以外の分野でもいろいろお世話なっており、特に私が感染制御に関わる入り口を開いてくださった先生です。第37回日本レーザー医学会総会は、お二人の先輩会長を含めて今もご指導いただいている諸先生へのお礼を込めて開催させていただきますので、ぜひ多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

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